認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京~知的障害のある人たちにスポーツを~
認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京~知的障害のある人たちにスポーツを~
認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京ト~知的障害のある人たちにスポーツを~
認定NPO法人としての2024年度定期総会が3月9日(土)、事務局ビル4階会議室にて開催されました。
今年度もまた、オンライン・システムを併用することにより、多くの会員に出席してもらうことができました。加えて書面表決及び委任状なども多数集まり、定数を十分満たしたため、審議に差し支えは一切ありませんでした。
提出された議案は、2023年度の事業報告・決算報告をはじめ、2024年度の活動方針及び活動計画、活動予算など。すべてが原案通り承認され、これにて2024年度の活動は、正式にスタートすることとなりました。
また、今年度は4年ぶりとなる活動報告会を実施しました。冬季ナショナルゲームへ派遣した選手団から、4競技(フロアホッケー、フロアボール、アルペンスキー、フィギュアスケート、ショートトラックスピードスケート)の代表アスリートとコーチが、大会出場についての感想と支援への感謝を、参集いただいた皆様にお伝えしました。
あわせて前年度の支援へのお礼の意を込めて、感謝状の贈呈式を行いました。残念ながらご参加がかなわなかった企業・団体へは、別途郵送にて感謝状の贈呈をする予定です。
「2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム」は、昨年11月18~19日に「フロア競技」、今年2月11~12日に「雪上競技」が行われ、最後を飾る「氷上競技/ショートトラックスピードスケート(SS)、フィギュアスケート(FS)」が、2月24~25日の2日間、長野市のビックハットにて開催されました。
両競技には、18地区から76名のアスリートが参加。24日は開始式の後、SSの予選とFSの公式練習および一部の競技が行われました。
東京選手団は、SS1000m(1名)、500m(2名)、333m(5名)に計8名が出場し、練習の成果を発揮しました。また、FSにはレベルⅠからレベルⅥに14名が出場し、練習を重ねた演技を曲に合わせて披露しました。
25日は、それぞれの決勝と競技が行われ、SSは1000mディビジョンM1、500mディビジョンF1、M2、333mディビジョンF2、M1、M3で1位と、大活躍でした。FSも、シングル競技女子レベルⅥ F6ディビジョン、レベルⅡ F2ディビジョン、男子レベルⅢ M3ディビジョンで見事1位に輝きました。
アスリート、コーチ・役員、ボランティア総勢3,000名(延べ人数)によって開催された「2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム」は、これからの活躍を誓い、萩原健司長野市長の閉会宣言で幕を閉じました。
今回の大会は、イタリア・トリノで来年開かれるスペシャルオリンピックス冬季世界大会の日本選手団の選考を兼ねています。力いっぱい競技に臨んだ東京選手団から何人の選手が参加できるか楽しみです。
「2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム」は、競技ごとの分散開催で行われています。第二弾となる雪上競技は2月11日・12日に行われ、全国27地区からアスリート202名、コーチ71名が集まりました。会場は、アルペンスキーとスノーボードが「ピヤシリスキー場」、クロスカントリースキーとスノーシューイングが「なよろ健康の森」です。
SON・東京が選手団を送り込んだのは、アルペンスキー競技。丸山陽団長の下、アスリート14名、コーチ6名という陣容でした。会場となった名寄ピヤシリスキー場は旭川市の北にあり、日本のなかでも寒さが厳しく、そのかわり“極上のパウダースノー”として知られたところ。寒さ対策を万全にして臨んだ東京選手団&応援団でしたが、現地では2日間ともこれ以上ないというお天気で、トレーニングを行っている長野県のスキー場より暖かなほど。アスリートたちの緊張を和らげるのにも、一役買ってくれたはずです。
コースの斜度は相当なもの。予選を行った初日は、トラブルによって大幅に進行が遅れ、2本滑る予定が1本のみとなるハプニングがありました。そんな状況下でも、上級ジャイアントスラローム(4名)、中級ジャイアントスラローム(8名)、初級ジャイアントスラローム(2名)に出場した東京選手団のアスリートたちは、コーチのサポートと応援団の声援に背中を押され、日頃の練習の成果を存分に発揮してくれました。
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