”SO Cheer”の一員としてベルリンへ向います

6月16日、競技チアのアスリートとコーチが、夏季世界大会ベルリンに向け羽田空港から旅立ちました。今回は、選手団ではなく、”SO Cheer(スペシャルオリンピックス・インターナショナルのチーム)”の一員としての参加のため、全員が自費での渡欧です。

現地では、世界から集まった競技チアの仲間とともに、各競技の応援やイベントでのパフォーマンスを行います。

「楽しみ!」と笑顔で話すアスリートに、「何が楽しみ?」と聞くと、「チアのパフォーマンスをすること!」。あれを観たい、これ食べたい…ではなく、しっかり自分たちの役目を果たすことを第一の理由に挙げるところに、ちょっと感動しました!「もちろん食事も楽しみだけどね」と、見送りのスタッフに気を使って付け加えてくれたのもうれしかったです。

プログラムで独自に作成したお揃いのリュックも、この日は仲間の期待を背負っているようで、ひときわ格好よく見えました。

ロシアのウクライナ侵攻を受け、日本とヨーロッパを結ぶ航空機がロシア上空を飛行することが事実上不可能となり、イスタンブール経由でのベルリン入り。長時間の移動にもへこたれず、入国後はさっそくバスケットボール3×3の会場で、パフォーマンスを披露したと聞きます。

引き続き世界の仲間とのパフォーマンスを楽しんでくることを願っています。