【東京都障害者スポーツ大会】卓球

●試合の様子
多摩会場のアスリートは対外試合の経験が少なく、本番ではかなり緊張していました。試合前の練習においても、普段は1台をクロスで練習することはほとんどなく、戸惑っているようでした。

●参加アスリートの感想
「試合は負けてしまったが、参加できてうれしかった」
「試合に負けて悔しかった。勝ちたかった」

●参加コーチによる雑感
1. 時間的な制約があるのかもしれませんが、「勝負を楽しむ」には試合数が少ないと思いました。リーグ戦とトーナメント方式を組み合わせた試合方式が良いと思います。
まず3~4名程度ブロックでリーグ戦を行い、ブロックの1位がトーナメントに進める方式にすれば、参加者全員が複数の試合を経験でき、満足感も増し、次回への参加意識も向上すると思います。
2. 現在の試合の申込方式(個人申込または団体経由申込)では限界があると思いますが、組み合わせを見ると、早い段階から同士討ちが出ています。可能な限り普段の活動拠点(加盟クラブ等)を申込書に記載するなどの工夫をしていただき、これらの状況を回避していただきたい。
3. 残念ながら審判の対応に疑問が残りました。直接の試合ではなかったのですが、レシーバーが構えに入っていないのにサーブが出され、そのままサーバーの得点にされた試合を見ました。
審判員の方はどのような特性を持った選手が参加するのか説明を受けていると思いますが、試合開始前の打合せ等で再確認して審判に臨み、選手や関係者が納得して試合結果を受け入れられるよう心掛けていただきたい。

卓球プログラム多摩会場マネージャー 杉田平吉