アスリートの作品が「日本木彫刻展」に

 文化プログラム「木彫り」に参加しているアスリートたちの作品が、日本木彫刻協会(https://nmck.jp/)主催の「第四回日本木彫刻展」に並びます。
 同協会の会長・関侊雲先生と副会長・紺野侊慶先生が、アスリートたちの指導をされている関係で、前回(2018年)に続き2度目の出品となりました。今回は小品20点が展示される予定です。

 前回の展覧会時は、プログラム開始から約7年が経ち、アスリートの腕前もそこそこ上達し、個性も出てきた頃でした。それから5年、うち3年間はコロナ禍による自粛期間もありましたが、オンラインでの一斉指導によって、粘土の寅やスプーンを制作。対面でのプログラムが再開されてからも、定員を半数にしたり会場を変更したり、皆で協力しながら気持ちをこめて制作に取り組みました。その努力が、2度目のお誘いにつながったのではないかと思います。

 前回は仏像ブームもあって入場者数が大変多く、あるアスリートの作品はツイッターなどでも複数書き込みがあったので、今回の展覧会も大いに期待しています。ぜひ足をお運びください。

(報告/木彫りプログラム・マネージャー栃下章子)

【展覧会概要】
名称:第四回日本木彫刻展
主催:一般社団法人 日本木彫刻協会
会期:2023年5月19日(金)~23日(火)10:00~17:00 入場は終了30分前まで
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2) http://www.ueno-mori.org/
入場:無料