競技チアが各種イベントでパフォーマンスを披露

多くのスポーツが練習の成果を試合で発揮するように、競技チアは観衆の前でパフォーマンスすることで、日頃の練習の成果を披露します。SON・東京の競技チア・プログラムは今年も、1年間の締めくくりとしていくつかのパフォーマンスに臨みました。

●日本チアダンス協会(JCDA)主催 第22回全日本チアダンス選手権大会決勝大会
日程/11月27日(日) 会場/東京体育館 参加/アスリート17名 ボランティア6名

JCDAプロデュースチーム「Team JCDA」のメンバーとともに、大会の最後を飾るエキシビションとして、パフォーマンスを披露しました。1曲目は、アスリートのみ。Team JCDAはポンでS・O・Nと文字を作り、アスリートのパフォーマンスをサポートしてくれました。2曲目は、長く練習を重ねてきた「Tonight」という曲に合わせ、Team JCDAとともにパフォーマンス。キラキラと輝く照明の下、堂々とパフォーマンスするアスリートの姿、そして会場に集まった参加選手の暖かい応援が印象的でした。

●日本スポーツチア&ダンス連盟主催 2022ジャパンオープンチアリーディング選手権大会
日程/12月3日(土) 会場/武蔵野の森スポーツプラザ 参加/アスリート14名 ボランティア7名

世界大会派遣チームを決める日本随一の大会とあって、緊張した競技会の空気の中、アスリートたちもしっかりとパフォーマンスできました。3年ぶりの開催であり、なおかつ海外からの招待チームも参加。日本のスペシャルオリンピックスの活動を、広くアピールできたのではないかと思います。

●アースフレンズ東京Zホームゲームオープニングパフォーマンス
日程/12月11日(日)  会場/大田区総合体育館 参加/アスリート28名 ボランティア12名

プロバスケットBリーグのアースフレンズ東京Z主催のホームゲームに参加しました。特にこの日は、「アスフレフェスタ SDGs DAY」と銘打ったイベントも兼ねており、同チームがまさに多様性を受け入れる姿勢を象徴するようなパフォーマンスとなりました。アースフレンズ東京Zには、Zgirlsというチアリーディング・チームがあり、その所属選手がアスリートのサポートも担当。そのお陰で、大舞台初体験の大田区メンバーも思う存分パフォーマンスできました。大田区には、来年度から正式に競技チア・プログラムの会場が新設され、トレーニングでも引き続きZgirlsのサポートを受けられる予定です。

コロナ禍とはいえ、徐々に再開されている各種イベントに参加することができ、みんな嬉しそうでした。プログラムを運営するボランティアにとっても歓迎すべきことであり、何より無事に終了できたことにほっとしています。
そして、「継続は力なり」「場数が必要」。アスリート、ボランティアすべてにとって、とてもいい勉強の機会となりました。来年も引き続き、応援したりされたりしたいと思います。よろしくお願いします。(報告/競技チア・プログラム 主任コーチ稻山敦子)