11月13日(日)江戸川区スポーツランドにおいて、梅内康博スポーツトレーナー(SON・神奈川)を講師に招き、スピードスケートのコーチクリニック(CC)を実施しました。
制度改正により参加が新規資格取得者に限定されたため、受講者は6名と少なめでしたが、そのぶん講師の指導は全員に行き渡ったようです。同じ時間帯に周囲を滑走していたSON・東京のアスリートたちとの接触の危険も避けられ、安全かつ効率的な実施となりました。
内容は、まず全員でリンクに入り、氷上での立ち方からストレート区間の滑り方、止まり方、コーナリングのコツまで、アスリートの上達に応じた練習方法の説明や、スタートなどのルール解説が行われました。その後場所を会議室に移し、講師が作成した「スピードスケート コーチクリニックの要点」に基づき、プログラム上の留意点とコーチとしての留意点を学びました。
ショートトラックスピードスケート・プログラムには、競技経験のあるファミリーはほとんどいないため、スケート靴の窮屈さや痛さ、冷気の中でゆっくり滑っても意外と暑くなることなど、気づきにくい点が多々あります。一方、チョッと足を動かしただけでスーッと進む滑走の楽しさも、やってみなければわかりません。
ボランティアだけでなくファミリーもCCを受講し、認定コーチとなることで、一層アスリートに寄り添い、安全安心なプログラムになっていくはず。今後のプログラムの発展が楽しみです。