創立記念日でもある10月22日(土)、「2022年第8回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・広島」に派遣する選手団への説明会を、新宿区立NPO協働推進センターにて実施しまた。

東京選手団は、アスリート70名・帯同者（団長、副団長、コーチ、追加スタッフ）27名、総勢97名と全地区組織の中でも最大人数。説明会へはファミリーも同席するため、およそ倍の参加者となり、開催は午前・午後の2回に分けざるを得ませんでした。

元体育館という広いスペースでしたが、適切な距離を保ちつつ、投影画面がはっきり見える座席配置にするため、難しい会場設営となりました。加えて、配布する資料やユニフォーム等の梱包にも手が掛かり、多くのボランティアの力なしでは実施できなかったといえます。

説明会では、ユニフォームや行き帰りの交通手段、3日間のスケジュール、競技会場についてなど、様々な情報が投影資料とともに説明されました。特に今回の大会は、事前のPCR検査が必須で、そのための検査キットの配布や登録方法の説明もあり、参加者からは戸惑いを隠せない様子も伺えました。

とはいえ、気持ちの高揚を口にするアスリートも多く、大会が迫っていることを実感させられる説明会でした。すべてのアスリートが全力を発揮し、日頃の練習の成果を多くの人たちに見てもらい、全国各地の仲間たちとの交流を楽しむ。そんな大会となることを願ってやみません。