幸運にも雨のふらなかった週末の10月9日(日)、3年ぶりの開催となった「ボート体験会」が、埼玉県の戸田公園漕艇場にて行われました。東京海上日動ボート部の招待イベントで、今回は4名のアスリートが参加しました。
体験したのは、漕ぎ手が4人の「ナックルフォア」と呼ばれる競技用ボート。ボート部(現役とOB・OG)3名にSON・東京のアスリート1名が一緒に乗船するのですが、オールを漕ぐだけでも難しいのに、さらに仲間と息を合わせることが何より大切ということで、緊張感たっぷりです。しかも、漕艇場は他のクラブも利用しており、特にこの日は、新人大会を前に練習に励むチームで、なかなかの混雑ぶり。そのため、スタート当初はかなりゆっくりと進まざるを得なかったのですが、折り返しの復路では水上を滑るように帰ってくる姿が、遠くからも分かりました。
「ほぼすべての距離を漕ぎ続けましたね」「上手でしたね」とボート部の方に声をかけられたアスリートたち。下船してすぐに「楽しかった」「疲れた」と、元気よく答える様子からは、ボードを心から楽しんだ様子が伺え、丁寧な指導で存分に楽しませてくれたボート部のみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいになりました。付添のファミリーも、「こんなに本格的なボート体験させてもらえるとは思わなかった」と驚き、喜びにあふれていました。
なかなか体験できない、競技ボートに乗る、という体験。次の機会には、ぜひみなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
(レポート/SON・東京 増田絵里)