用語集
スペシャルオリンピックスでよく使用する用語をご説明します。
SO(エスオー)
スペシャルオリンピックスの略。SON(エスオーエヌ)はスペシャルオリンピックス・日本の略。
アスリート
SOに参加する知的障害のある人。知的障害のある6歳以上の人ならば、誰でもアスリートとして参加することができます。ただし競技会に参加できるのは8歳以上です。
ユニファイドスポーツ?
アスリートと障害のない人(パートナー)が、トレーニング・競技会にチーム(個人競技の場合は2人1組)として参加する競技形態。アスリートとパートナーは同程度の年齢と競技能力でチーム(組)を構成し、トレーニングや競技会に参加します。
ディビジョニング
競技会や大会で、それぞれの競技の中で同程度の競技能力のアスリートが競技できるように、性別、年齢、競技能力などによってグループ分けを行うことをディビジョニングと言います。個人競技であれば各アスリート個人が、そしてチーム競技であれば各チームが、それぞれどのディビジョンで競技するかを事前に審査し、予選を行い、その結果で決勝のグループ分けをします。
競技会
スペシャルオリンピックスには、夏季・冬季それぞれ4年に1度、世界150カ国以上の人々が参加して行われるワールドゲーム(世界大会)があります。またその他にも、日本全国の地区組織からアスリートが参加するナショナルゲーム(全国大会)、地域で開催する地区大会など、さまざまな規模の競技会・大会を開催しています。不定期ですが、アジア・パシフィック地区の大会に招待され、出場する機会も少なくありません。
■地区大会
SON・東京では、夏季の地区大会を2年に一度、冬季地区大会を不定期で開催しています。
また、この地区大会はナショナルゲーム(全国大会)の選考会も兼ねています。
- ・1997年11月 「第1回地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター、東京ポートボウル他
- ・1998年 7月 「第2回地区大会」 東京YMCA東陽町センター、東京ポートボウル他
- ・1999年11月 「第3回地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター、東京ポートボウル他
- ・2000年11月 「第4回地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター、東京ポートボウル他
- ・2001年 7月 「第5回地区大会」 江戸川競技場、東京ポートボウル
- ・2003年 9月 「第6回地区大会」 杉並区立上井草スポーツセンター、杉並区立井草中学校他
- ・2004年11月 「第7回地区大会」 杉並区立上井草スポーツセンター、東京ポートボウル他
- ・2005年 6月 「第8回地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター、東京ポートボウル他
- ・2006年 3月 「第1回冬季地区大会」 江戸川区スポーツランド、江戸川区立篠崎第三小学校
- ・2006年 6月 「第9回夏季地区大会」東京都障害者総合スポーツセンター、東京ポートボウル他
- ・2008年 6月 「第10回夏季地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター、他
- ・2010年 2月 「第2回冬季地区大会」 江戸川区総合体育館、尾瀬岩鞍スキー場他
- ・2010年 6月 「第11回夏季地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター他
- ・2012年 6月 「第12回夏季地区大会」 東京都障害者総合スポーツセンター、東京家政大学他
- ・2013年 5月 「第3回冬季地区大会」 江戸川区スポーツランド
- ・2014年 6月 「第13回夏季地区大会」 港区スポーツセンター他
- ・2015年 4月 「第4回冬季地区大会」 江戸川区総合体育館/江戸川区スポーツランド
■ナショナルゲーム
ナショナルゲーム/NG(全国大会)は各地区組織ごとに選手団を編成し、参加する大会です。
またこのナショナルゲームはワールドゲーム/WG(世界大会)の選考会も兼ねています。
- ・1995年 3月 「第1回SON 夏季ナショナルゲーム・熊本」
- ・1996年 2月 「第1回SON 冬季ナショナルゲーム・宮城」
- ・1996年 6月 「第1回SON 冬季ナショナルゲーム・福岡」
- ・1998年 8月 「第2回SON 夏季ナショナルゲーム・神奈川」
- ・2000年 2月 「第2回SON 冬季ナショナルゲーム・長野」
- ・2002年 8月 「第3回SON 夏季ナショナルゲーム・東京」
- ・2004年 2月 「第3回SON 冬季ナショナルゲーム・長野」
- ・2006年11月 「第4回SON 夏季ナショナルゲーム・熊本」
- ・2008年 3月 「第4回SON 冬季ナショナルゲーム・山形」
- ・2010年11月 「第5回SON夏季ナショナルゲーム・大阪」
- ・2012年 2月 「第5回SON冬季ナショナルゲーム・福島」
- ・2014年11月 「第6回SON夏季ナショナルゲーム・福岡」
■ワールドゲーム
ワールドゲーム/WG(世界大会)は世界中から参加したアスリート個人が楽しみ、目標に向かって競い合いながらベストを尽くすことが目的です。(※は日本選手団の参加人数)
- ・1995年 7月 「第9回SO夏季ワールドゲーム・コネチカット(アメリカ)」 参加国:143 ※30名
- ・1997年 2月 「第6回SO冬季ワールドゲーム・トロント(カナダ)」 参加国:70 ※17名
- ・1999年 6月 「第10回夏季ワールドゲーム・ノースカロライナ(アメリカ」 参加国:150 ※45名
- ・2001年 6月 「第7回冬季ワールドゲーム・アラスカ(アメリカ)」 参加国:70 ※16名
- ・2003年 6月 「第11回冬季ワールドゲーム・ダブリン(アイルランド)」 参加国:160 ※77名
- ・2005年 2月 「第8回冬季ワールドゲーム・長野(日本)」 参加国:84 ※150名
- ・2007年10月 「第12回夏季ワールドゲーム・上海(中国)」 参加国:164 ※120名
- ・2009年 2月 「第9回冬季ワールドゲーム・アイダホ(アメリカ)」 参加国:95 ※87名
- ・2011年 6月 「第13回夏季ワールドゲーム・アテネ(ギリシャ)」 参加国:170 ※75名
- ・2013年 2月 「第10回冬季ワールドゲーム・平昌(韓国)」 参加国:120 ※84名