NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京ロゴNPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京

よくある質問の回答

みなさまから寄せられるご質問に対する回答です。

「スペシャルオリンピックス/Special Olympics (SO)」って、なんですか?

知的に障害がある人々に、日常的なス ポーツトレーニングのプログラムと、競技会を提供する世界的な活動のこと。その略称が、「SO」です。

「アスリート」ってだれのことですか?

SOの活動に参加する、知的障害のある人たちを、「アスリート」と呼んでいます。現在、世界170ヵ国以上で400万人、国内では47都道府県で7,339人のアスリートが活動に参加しています。

アスリートとして参加するにはどうしたらいいですか?

各地区組織の事務局へ、入会資料の請求をしてください。スポーツトレーニング・プログラムに参加するには、医療証明や個人登録などの書類を提出していただく必要があります。

SOの特徴って何ですか?

SOの特徴は大きく2点あります。
1つめは……競技会だけではなく、年間を通じて日常的にトレーニングプログラムを提供していること
2つめは……競技会において、トップアスリートだけではなく、あらゆるレベルのアスリートが参加できるように競技種目が考えられていること
パラリンピックは、主に身体障害者を対象としています。(一部知的障害者も含みますが)一方SOでは、知的障害者を対象としています。2つめの特徴が示す通り、私たちはすべての知的障害者に、スポーツを楽しむ機会を提供したいと考えています。

日本でのSO活動は、どのように進められていますか?

1994年に熊本にSON本部(名誉会長/細川 佳代子)が設立され、現在では各都道府県で日常的なスポーツプログラム(練習会)が実施されています。また定期的に、地区支部ごとの競技会(地区大会)が 開かれ、これ経てナショナルゲーム(全国大会)、ワールドゲーム(世界大会)への参加につながっていきます。(8週8時間のトレーニングに参加していない と大会には出場はできません)

地区組織のある都道府県を教えて下さい

日本全国の都道府県にSOの地区組織があります。各地区によって運営や組織体系が異なります。詳しくは各地区組織の事務局へお問い合わせください。

ボランティアは、具体的にどういうことをしていますか?

アスリートのトレーニングを指導する「コーチ」、スポーツトレーニングや文化プログラムの事務や受付を行う「マネージャー」、一緒にトレーニングをする「パートナー」。以上を「プログラムボランティア」と呼びます。また、郵送物の発送やデータ入力など、事務局のお手伝いをいただく「運営・事務局ボランティア」や、競技会や各種イベントをお手伝いいただく「イベント・ボランティア」というのもあり ます。
また、競技会における拍手隊や声援隊も、重要なボランティアです。競技場での「がんばれ」や、「よくやった」の声援や拍手は、何よりもアスリートたちを励まし、やる気を起こさせてくれます。
SOは、完全に民間のボランティアによって運営されている団体です。世界中で、約85万人のボランティアが、この活動を支えています。

活動資金は、どのように集められているのですか?

SON・東京の場合は、正会員(入会金および年会費それぞれ5,000円)や賛助会員(一口3,000円から)のほか、個人と企業・団体からの協賛金と寄付金によってまかなわれています。

最近おこなわれた競技会について、教えて欲しいのですが・・・

2013年2月に、韓国の平昌(ピョンチャン)で、スペシャルオリンピックスの冬季世界大会が開催されました。またSON・東京では、2年に1度地区大会を開催しています。詳しくは「イベント」のページをご覧ください 。

私たちにも、できることがありますか?

もちろんです。完全な民間ボランティア活動であるSON・東京は、あなたの力を必要としています。特別なことではありません。多くの人たちが、自分にできることを分けてくれています。SOの活動は、だれでも参加できるボランティア運動なのです。

ボランティアに関する情報がほしいのですが・・・

資料をご請求ください。活動に関するお知らせをお送りします。より詳しい情報をお知りになりたい方は、事務局へお問い合わせください。

SOには「競技会精神」というのがあると聞きましたが・・・

下記に紹介する、創設者ユニス・ケネディ・シュライバーの言葉に由来する言葉を、「スペシャルオリンピックス競技会精神」と呼んでいます。

<スペシャルオリンピックス競技会精神>
スペシャルオリンピックスで大切なものは、
最も強いからだや目を見張らせるような力ではない。
それは各個人のあらゆるハンディに負けない精神である。
精神なくしては勝利のメダルは意味を失う。
しかしその気持ちがあれば決して敗北ではない。
〜コニス ケネディ シュライバー〜

1) "Let me win, but if I cannot win, Let me be brave in the attempt."
これは競技会の宣誓の言葉として使われています。
 
2) "many winners"
レベルごとに組み分け(divisioning)を行い、同じレベルの人達(3〜8人)の間で競技をするため、一競技で何人もの金メダリストが出ます。トップアスリートだけの競技会ではないという精神です。


あなたも、スペシャルオリンピックスに参加しませんか?
「小さな勇気と小さな気持ち」
それだけがこの世界的な運動を支え、大きな喜びと感動を生み出しています。


もっと詳しくSOについて知りたいという方は、お気軽にSON・東京事務局までご連絡下さい。

認定NPO法人 スペシャル・オリンピックス・日本・東京
〒135-0016 東京都江東区東陽2-2-20 東京YMCA東陽町センター内
Tel:03-3615-5569 / Fax:03-3615-5581 / E-mail:info@son-tokyo.or.jp

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