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イベント

スペシャルオリンピックス日本・東京のイベントをご紹介します。

「2010年第2回SON・東京 冬季地区大会」を開催

アルペンスキーはSON・東京としては初めての地区大会で、SON・群馬設立準備委員会のご協力の下、東京と群馬のアスリート35名が参加しました。

 スピードスケートには神奈川、山梨からのアスリートを含めて30名、フィギュアスケートには神奈川のアスリートを含めて13名、フロアホッケーには山梨、埼玉、長野のアスリートを含めて94名がエントリーして、日ごろの練習の成果を競いました。
 なお、フィギュアスケートは、今回初めてコンパルソリーとフリーの2種目の競技を実施。応援のファミリー、ボランティアから大きな拍手がわきました。

 創立15周年記念行事は、第2回冬季地区大会で無事に終了いたしました。ご協力・ご協賛をいただきました関係者の方々に改めまして御礼申し上げます。ありがとうございました。

 では、それぞれの競技の様子をご紹介いたします。
 

・<アルペンスキー> 2月27日(土)〜28日(日) 群馬県・ホワイトワールド尾瀬岩鞍

・<スピードスケート/フィギュアスケート> 3月13日(土) 江戸川区スポーツランド

・<フロアホッケー> 3月13日(土) 江戸川区総合体育館

 アルペンスキー 2/27(土)、2/28(日)

 初めての地区大会開催をめざして、昨年春から準備を始め、日が近づくとともにスタッフ間のメールのやり取りが1日に20〜30通、目まぐるしい準備の中 で、一番の心配ごとはお天気。2日間とも大会直前まで雨が降り、ヒヤヒヤさせられましたが、アスリートパワーに雨はピタッと止み、太陽が顔を出しました。 改めて、アスリートの底力を実感!
 また競技でも、合宿中はポール練習ができず、初めて見るコースにためらうのではと心配されましたが、羨ましいぐらい本番に強いです。全員完走! 素晴らしいタイムでゴールし、表彰式では笑顔で健闘を称え合いました。初めての開催で至らない点も多々ありましたが、大きな事故・ケガそして失格者もなく 無事に終了できましたことに、心より感謝申し上げます。(競技委員長 小松順子)

 スキー、楽しかった。メダルをもらった。うれしかった。またスキーをしたい。(アスリート:齋藤 博)
 スキープログラムに参加して8年。初めは止まることも出来なかったのがやっと左右に曲がれるようになり、今回初めて大会に参加して、大会がたく さんの方々に支えられていることに驚き、感謝でした。真剣な顔で滑る博に、コーチをはじめ多くの方が応援して下さりゴール。表彰台での嬉しそうな顔。帰り のバスでは、何度もリュックからメダルを出して眺めていました。参加して本当に良かったです。(ファミリー:齋藤 いく代)
 
 私は初級女子のコーチでありながら、どのアスリートの滑りにも、それぞれが「自己の最善」を出し切れるようにとハラハラし、興奮し、感動をもら いました。表彰式でも宿に帰ってからも、喜びや悔しさの表現は十人十色でしたが、それぞれが何かを感じているようでした。アスリートにとって、日頃の成果 が形として認められる機会の意義も感じました。
 SOにくると、私自身もいろいろな人に支えられて、自分があることに気づかされます。実は甘えることが苦手な私ですが、SOに関わってからは、「苦手な部分は助けてもらって悪くないんだなぁ」と感じられるようになってきました! 
 私自身が、「学び」「楽しみ」「成長」できた3日間でした。(ボランティアコーチ 古橋真紀子)

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▲ボランティアの方たち

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▲練習の成果を発揮!(初級GSL)

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▲緊張のスタート!(中級GSL)

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▲スタッフも大勢で応援

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▲温かいものをどうぞ

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▲嬉しい表彰式(上級GSL)バンザイ!

 スピードスケート、フィギュアスケート 3/13(土)

 スピードスケートは、55m、111m、333m、500m、1000mの5種目。1000mでは東京・山梨・神奈川のアスリートがデッドヒートを展開、会場は熱い声援に包まれました。
 フィギュアスケートは、コンパルソリー(決められたエレメントを滑る)と音楽に合わせて演技するフリースタイルの2種目。すてきなコスチュームで一生懸命に演技するアスリートたちに大きな拍手が送られました。
 「実力、発揮できた!」とスピードスケートに出場した東京のアスリート、「会場が違うので心配したのですが、頑張りました」と山梨のファミ リー。おおぜいのボランティア協力は、愛国学園衛生看護科の2年生。「初めての経験でしたが、自然にすれば、自然に接してくれることがわかりました」「一 緒にいて楽しかったです」

 フィギュアスケートは、東京では初めて実施した競技会です。審判員を務めていただいた東京都スケート連盟の方々は「練習より、本番のほうがよかったです」「あがらずに、しっかり滑っていました」「スケートをツールに、成長していければいいですね」。
 主任コーチで競技委員長の杉田秀男さんは「大丈夫かと心配な人もいたのですが、みんなよかったですよ。楽しんで滑っていたのが一番。私が関係し て2シーズン目ですが、アスリートが上手になり、サポートしていただく方々も増えました。あと2年ぐらいしたら、外の試合に出場できる人が出てくると思い ます」

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▲スタート位置について

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▲デッドヒート

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▲嬉しい表彰式 おめでとう

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▲コンパルサリーを正確に

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▲演技を終えてスコアを待つ

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▲音楽に乗ってフリーの演技

 フロアホッケー 3/13(土)

 フロアホッケーは、東京、長野、山梨、埼玉、神奈川の94名のアスリートが参加し、日頃の練習の成果を競い合いました。
 準備運動は「エアロビクス」。若いコーチのはつらつとした指導に、アスリートは気分も身体も大いに盛り上がりました。チーム競技は、A・Bコー トで進行し、真ん中では個人スキルコンテストが行われました。チーム競技では、白熱した展開に、お父さん方が夢中になり熱のこもった声援が飛び交いまし た。昼休みには、急遽、コーチと見学に来てくれた小学生のバスケットボールチーム「きさらぎジュニア」とのシュート体験教室が行われ、小学生も「とっても 楽しかった」と感想を述べてくれました。
 大会の結果は、ディビジョン2が、1位:山梨、2位:埼玉、3位:神奈川と東京の合同チーム。ディビジョン1が、1位:長野Aチーム、2位:東京チーム、3位:長野Bチームでした。

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▲聖火が灯る

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▲個人スキルを競う

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▲表彰式(個人スキルL)

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▲東京対長野の熱戦

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▲表彰式:ディビジョン1で東京は2位

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▲競技を終えて全員集合

 

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