イベント
スペシャルオリンピックス日本・東京のイベントをご紹介します。
「2006年第1回SON・東京 冬季地区大会」を開催
第1回SON・東京冬季地区大会が2006年3月4日に開催されました。競技はフロアホッケー、スピードスケート、フィギュアスケートの3種目。神奈川・愛知・埼 玉のみなさんも迎え、約60名のアスリートの熱戦に、会場の江戸川区立篠崎第三小学校と江戸川スポーツランドはファミリー、ボランティアの大きな声援に包 まれました。
■ 全員で開会式
真っ青な好天に恵まれた当日、篠崎第三小学校(体育館)で9時半から行われた開会式 は全員一緒です。地元小学生のグループ「お江戸フジ太鼓」による力強い太鼓に元気づけられてアスリートが入場。来賓の江戸川区長のあいさつなどに続き、ア スリートによる選手宣誓、そして4人のアスリートにより聖火が点火されました。実行委員長の開会宣言で、競技の開始です。
開会式ではこのほかに、篠崎第三小のみなさんからアスリートへ歓迎メッセージの寄せ書きの贈呈、江戸川区スペシャルオリンピックスを応援する会からのごあいさつ、同好会の方々によるフラダンスなど、あたたかい歓迎をいただきました。
▲勢揃いしたアスリートたち |
▲アスリートによる選手宣誓 |
▲聖火の点火、お見事! |
▲大会委員長による開会宣言 |
▲女子高生ボランティア |
▲江戸川区の歓迎メッセージ |
▲和太鼓で景気づけ |
▲歓迎の色紙の贈呈 |
▲素敵なフラダンス |
■ フロアホッケーは、楽しい雰囲気がいっぱい!
開会式と同じ会場で開催されたフロアホッケーは、参加者17名で「個人スキルコンテスト」、@ゴール周りからのシュートAパスBスティックハンドリングC正確なシュートDディフェンスが行われました。
アスリートは、いつもより緊張しているようでしたが、大池千歳コーチから「それぞれのディビションでレベルの高い競技内容でした。日頃の成果を十分に発揮 できた大会だったと思います。みなさんの全力投球のがんばりが、大会を支えてくれた人たちの励みになったと思います」との講評がありました。
昼休み後の「体験コーナー」は、ボランティアの女子高生も参加。「エキシビジョンマッチ」では、女子高生手作りの応援パネルや声援を背に、コーチ、ボラン ティア、ファミリー、アスリートを交えた熱き戦いが繰り広げられ、みんなが1つの輪になった1日でした。
▲試合開始 |
▲さぁ集中して! |
▲熱戦! |
▲がんばって! |
▲シュート! |
■ スピードスケート・トレーニングの成果を発揮
江戸川スポーツランドは、小学校から歩いて5分です。スピードスケート競技は、50m、100m、300m、500mの4種目。午前中は予選(ディビジョニング)、午後は決勝で、競技は300m予選から始まりました。
アスリートは、サポートのボランティアの誘導でスタート地点に。「READY」(用意)、そして、笛の合図でスタートします。きれいに製氷された1周 100mのリンクを上手にすべる人、慎重に滑る人……。ゴールするアスリートを、サポートの人たちが大きく手を広げて受け止めます。最後の種目は500m 決勝。早い!早い! デットヒートに大きな声援が飛び、競技終了後、表彰式が行われました。
▲READY(用意)! |
▲スタート! |
▲目指せ!ゴール |
▲ゴーゴー! |
▲がんばった笑顔 |
▲表彰式 |
■ フィギュアスケート・日ごろの練習を披露
フィギュアスケートは、東京のアスリート7人が参加して、通常のプログラムとして行 われました。60m×30mのリンクいっぱいを使って、まずはゆっくり滑ります。続いて、転び方の練習、すべりながらしゃがむ、バックなどのスケーティン グ、スリーターンなど、さまざまな練習を行い、最後はペアになって、フォークダンスを踊りました。コーチの方々の指導のもと、みんなとても気持ちよさそう にすべっていました。
▲華麗なペア |
▲難しいバックも決まった! |
▲フォークダンスでファイナル |
■ 謹んで
この地区大会は、「SO冬季世界大会長野記念資金」を活用して開催されました。助成 くださいました「特定非営利活動法人スペシャルオリンピックス冬季世界大会 長野記念基金・SO支援機構」様には、謹んで感謝申し上げます。また、各会場 やリンク上で、アスリートのサポートをしていただいた愛国高校・愛国学園保育専門学校、早稲田大学アイスホッケー部のボランティアの方々をはじめ、ご協 賛・ご協力をいただきました団体・企業のみなさま、ありがとうございました。