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イベント

スペシャルオリンピックス日本・東京のイベントをご紹介します。

「2004年第7回SON東京 地区大会」を開催

  11月 28日、雲ひとつない秋晴れ…。上井草スポーツセンターのグランドで、午前10時から開会式が行われました。東京立正高校吹奏楽部の演奏のなか、SON旗・杉並区旗・SON東京旗の入場に続いて、選手団が入場。主催者と来賓のSONの細川佳代子理事長、納富善朗杉並区教育長のあいさつの後、SON東京の 体操競技とバスケットボールに出場するアスリートが選手宣誓。杉並トーチランの人たちから東京・神奈川・千葉・埼玉のアスリートの手でリレーされた聖火が聖火台に点火されて、「2004年スペシャルオリンピックス日本・東京第7回地区大会」が開幕しました。

  サッカー、テニスは穏やかなお天気の中、競技に汗を流し、バスケットボールシニアAが千葉に雪辱を果たして優勝。水泳も東京のアスリートが活躍しました。 お隣の杉並区立井草中学校では体操と卓球の競技が、都立杉並工業高校のグラウンドと体育館では、陸上競技とフロアホッケーの熱戦が続きました。また、来年の世界大会に向けての準備に協力する形でヘルシーアスリートプログラムが実施されました。ボウリングは、12月5日に東京ポートボールで行われました。

 会場を提供いただいた関係機関の方々、東京消防庁荻窪消防署をはじめ、東京立正高校吹奏楽部、ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。

  ▲トーチラン

  ▲開会式でのアスリート宣誓

▲挨拶する細川SON理事長

▲中西委員長による開会宣言

▲立正高校ブラスバンド部による   演奏

 水泳

25m ビート板キックでは、アスリートの一生懸命なバタ足に大きな声援があがります。200mフリーリレー、100mメドレーリレーに出場するアスリートはダイ ナミックな泳ぎを披露します。スターターは空手が専門というボランティアの方。「初めてなので、緊張しています」とのことですが、「用意!」の掛け声も堂にいっていました。出場した種目で、全員が一生懸命に泳ぎました。

  ▲用意!

  ▲スタート前の緊張

  ▲200mフリーリレーで金メダル

  ▲メダルの授与

 サッカー

午前はドリブル・シュート・ランアンドキックの個人競技。午後はコーチ、ボランティアも加わってエキジビジョンゲームです。「おっかけろ!」「いけ!」と ファミリーの大声援。選手たちも体当たりしてボールをカットしたり、ゴールへ突進したり…。 東京対千葉は1対1、東京対埼玉は2対3、埼玉対千葉は2対1と、「ゲーム」とは思えぬ白熱した展開に。「まず楽しければ」と園部コーチ。青空の下、みん な伸び伸びと楽しそうでした。

  ▲ここから競技開始

  ▲それゆけ

  ▲しっかりボールを蹴って

  ▲大健闘

 テニス

競技開始を前に、「今日の調子はどう?」とアスリートに尋ねると、「がんばる!」とVサインで笑顔。午前中は個人技能コンテストによるディビジョニングです。見事なサーブ、上手なレシーブ、残念にもラケットが宙を切り…。午後からはトーナメントで 熱戦が続きましたが、それぞれにとても上達しました。

  ▲がんばるぞー!

  ▲ナイスレシーブ!

 バスケットボール

千葉シニアと東京シニアAの決勝戦は15対5で、東京が昨年の雪辱を果たしました。

  ▲優勝!応援のファミリーも大喜び

 

 

(取材・文/清原 れい子)

 卓球

 井草中学校体育館で行われた卓球には、東京、神奈川、千葉から35人のアスリートが参加しました。 午前中はタイムを2分間に区切ってゲーム、個人技能のディビジョニングを実施。
 午後からシングルスの男子、女子と個人技能コンテストの男子、女子の4種目で決勝を行いました。 シングルスはゲームを重ねるうちに、アスリートの緊張がほぐれて白熱した好ゲームを展開。 ミスに渋い顔をしたかと思えば、勝利に笑顔がはじけました。
 テーブルの上でボールをつくハンドバウンズや、ラケットでボールを空中につくなどの個人技能でも高得点が相次ぎました。 日頃の練習の成果が発揮され、応援のファミリーは大喜びでした。
 表彰式ではメダルを手にしたアスリートの誇らしい顔が印象的で、大きな拍手が体育館に響きました。
 最後はアスリート、ファミリー、審判らが大きな輪になって手をつなぎ、全員で『翼をください』を合唱して閉会しました。

  ▲ラケットでボールを空中に突くラケットバウンズ

  ▲男子シングルス

  ▲男子シングルス表彰式

  ▲みんなで合唱

(取材・文/伊藤 博)

 陸上競技/フロアホッケー

  陸上競技とフロアホッケーは都立杉並工業高校で行われました。 陸上は校庭グランドでトラック競技、リレーを。フィールドでは立ち幅跳び、ボール投げ(ソフトボール)、ボール投げ(テニスボール)を行いました。澄み渡った青空のもと、総勢約70名のアスリー トたちが元気に走り、にぎやかな応援の声がひびきました。
 杉並工業高の生徒さんをはじめ、多数のボランティアの参加で大いに盛り上がりました。表彰式では、何度も名前を呼ばれて、いくつものメダルを獲得したアスリートもいました。 皆笑顔いっぱいの楽しい一日でした。
  体育館のフロアホッケーでは、個人のスキルコンテストと、チーム競技が行われました。個人スキルコンテストでは、シュートやパスの正確さを競い、少し難し いハンドリングか らのシュートも皆真剣そのもの。こちらでも、杉並工業高校生徒さんのサポートで、スム ースに競技進行することができました。
  チーム競技は、 SON東京vsSON長野で行われました。手に汗にぎる白熱したゲームとなり、 一時は同点にまで追いつきましたが、結果は移動の疲れを感じさせないスピード感あるプレーをみせた長野チームが、8対5で勝利しました。見応えのあるゲームができた両チームのアスリートたちに、会場からは大きな拍手が送られました。

(取材・文/峰岸 ふみ)

 体操競技

 体操競技は卓球と同じ井草中を会場として行われました。 会場の設営段階からコーチやファミリーが積極的に参加され、参加少人数ながらもアットホームな大会になりました。大会前に充分に練習ができませんでしたが大会に何度か参加しているアスリートも多く、
 久しぶりとはいえ意外と演技内容を覚えていたことに驚きました。 競技は男子2種目女子3種目で行われましたが、競技前に模範演技を披露した父親たちが揃って腰を痛めていたみたいです。
 表彰式は丁度会場を見学に来ていた細川佳代子SON理事長に行なっていただき、 アスリートの良い思い出になったと思います。

(取材・文/近藤 昭彦)

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