スペシャルオリンピックス 2003ワールドゲーム開催!


みんなが表彰台に―。スペシャルオリンピックス夏季大会アイルランド(首都ダブリンで6月21日〜29日開催)でSON東京選手団はすばらしい成績を収めました。メダルの色や数にも増して選手みんながベストを尽くしたことが多くの感動を呼び、応援をしたアスリートやファミリーに大きな自信と励ましを与えてくれました。


参加者コメント


競技レポート


WGデータ集

21日夜、クロークパーク競技場で行われた開会式には日本選手団77人をはじめ、150ヶ国から5600人のアスリートが参加。スタジアムは78000人の大観衆で埋まり、開始前の競技場周辺は人のうねりで溢れかえるほどでした。
色彩豊かな民族舞踊と歌で会場が盛り上がると午後7時、開会式がスタート。ギリシャを先頭に選手団が入場、2番目のアフガニスタンが紹介されると大声援が湧き、選手団は大きな拍手で迎えられました。
日本選手団も元気に入場、歌やダンスのショーの間は各国選手団と一緒にリズムに乗って全身で踊りを楽しんでいました。
聖火が16歳のデビッド君によって聖火台に点火されると開会式は最高潮に達し、大歓声でスタジアムは大きく揺れました。
このあと各国要人らのスピーチが続きましたが、なかでも感銘的だったのはマンデラ元南アフリカ大統領のあいさつでした。
「知的障害を持った人達が、他の人達と同様のチャンスを持つことが出来るようにする。これこそが大切なのです。アスリートの皆さんが欲しているのは、憐れみや同情やへりくだることではなく、尊敬と尊厳とチャンスなのです」
連日好天に恵まれたなかで行われた各競技では、数々の感動の場面がうまれ、アスリートは国際交流を深めました。
楽しかった大会はあっという間に29日の閉会式を迎え、各国選手団と大会を支えたボランティアが一緒になって「ありがとう」「さようなら」と親善交換の輪を広げました。活躍したSON東京の選手団も「2005年に長野で」と再会を誓い合いました。









〜大会までの道のり〜

WG 紹介(大会前)


出場アスリート紹介


6/14 日本選手団 結団式



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